ツマのかぼちゃみるく生地 ※冷蔵発酵

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ツマです。

私の定番「かぼちゃミルク生地」です。
生地にかぼちゃフレークを練りこんだきれいな黄色のパン生地です。水分は牛乳のみなので、かぼちゃとの相性もばっちり。かぼちゃと牛乳のWで優しいこの生地は、菓子パンにも総菜パンにも変身します。

生イーストを使用して冷蔵発酵(オーバーナイト)させるので、
 ・家庭製パンでも、パサパサしにくい!
 ・翌日もしっとりした美味しいパンが焼ける!
 ・好きな時間に焼き立てを食べることができる!
というメリットがありますよ。

もちろん、インスタントドライイーストで作ることもできます。その場合は金サフを使用することをおすすめします。赤サフでも大丈夫だと思いますが、糖分がそれなりに入るので、耐糖性がある金サフの方がいいかなと。

私はいつも子供たちが寝た後(21~22時)にミキシングを開始し、一次発酵したら冷蔵庫に移して就寝。翌日、都合の良い時間に続きを始めることが多いです。
こちらにパン作りスケジュールが載っています。

ぜひ試してみてください!

材料

[生地量970g]

材料名 分量(g) BP(%)
強力粉 500 100
かぼちゃフレーク 37.5 7.5
砂糖 50 10
7.5 1.5
はちみつ 10 2
生イースト 12.5 2.5
牛乳 300~ 60~
無塩バター 60 12

※生イーストでなく金サフを使うときは、1.2%にしてください。
※ツマは1CWとはるゆたかブレンドを50%ずつでブレンドすることが多いです。お好みの強力粉を使ってください。強力粉のたんぱく含有量とかぼちゃの水分量に応じて、牛乳の量を調整してください。

工程

準備:かぼちゃを適当なサイズにカットして茹でるor蒸すor電子レンジにて加熱し、ざっとつぶしておく

ミキシング:15分 → 無塩バターとショートニングを加えて10分
※捏ねあげ温度目標は27℃
↓こねはじめます

↓15分後、油脂投入して5分こねたらOK


★何か具材を混ぜ込む場合は、ここのタイミング(発酵前)に行いましょう★

発酵:30℃ 30分


パンチ

冷蔵庫(5℃)で熟成 
↓このようにタッパーに入れておくと便利です

使用する場合は
 ・20℃まで復温してから成型
または
 ・分割して丸めてから20℃まで復温して、成型より
から続きを行います。なお、復温には30℃ホイロで60分前後が目安です。

作るときのポイント

・かぼちゃによって甘みと水分量が異なります。その時々で変わってくると思いますので、事前準備でかぼちゃをつぶしながら状態を確認して、牛乳の量を調節してください。

・オーバーナイトを前提としているので、ミキシング(捏ね)は短めだと思います。冷蔵庫で熟成する間にも多少発酵は進みますので、家庭製パンのミキシング不足を解消することができるので、オーバーナイトすることをお勧めします。
その方が、翌日以降もしっとりしつつ、もっちりした食感パンに仕上がります。

・パンチの後/熟成前に、作りたいパンの必要生地量に分割しておくと便利です。

・冷蔵庫で熟成するとき、乾燥には十分注意してあげてください。しっかり蓋のしまるタッパーを使うと便利だと思います。
 私はよく小麦粉500gでミキシング・発酵まで行い、半分に分割して、タッパーに入れて熟成させています。タッパーは生地量に対して、大きすぎず小さすぎず、冷蔵庫内で膨らむことも考慮した容量のものを使ってください。タッパーだと家庭の冷蔵庫でもおさまりが良く、乾燥にも強いのでオススメです。

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・冷蔵庫に入れておく時間は最大18時間くらいまでを目安にしています。復温を開始するのが10時間以上後になる場合は、途中、ガス抜きをして、再び冷蔵庫へいれておきましょう。

さて!このかぼちゃミルク生地をつかって何を焼きましょうか(^^)