ツマです。
フランスパン生地を使った、小麦粉をストレートに味わう、リュスティックを焼きました。
正直、家庭製パンでフランスパンをはじめとする所謂ハードパンを美味しく焼くことは大変難しいです。なぜかというと、プロとは圧倒的にオーブンの性能が異なるからです。
とはいえ、最近の家庭用電気オーブンでも水蒸気を発生させて加熱する機能も登場しており、またsの性能も大変よく、今回のリュスティックもとても美味しく焼けました!
断面を見てもらうとわかりますが、気泡が縦方向に入っていますよね。
これは、パン生地に対して火が底からクープ(上)に向かって入っていることを示します。
上手く美味しく焼けている、一つの証拠です。
これまでのパン生地と比較すると、水分量が圧倒的におおいため、慣れるまでは生地の扱いが難しい(ベタベタする)と思いますが、手粉をうまく使いながら何度もチャレンジしてみてください。
イメージは「おにぎり」です。はじめは手にお米がついてうまく形にならないですが、作っていくうちに握り方や力加減がわかってきますよね。それと同じです。
リュスティックは色んなアレンジができますので、ぜひ作れるようなってください!
材料
[約100g×6個]
フランスパン生地 | 粉250g分 |
工程
ミキシング:フランスパン生地を参照
~翌日~
作るときのポイント
・復温はキャンパス生地にのせて行ってください。その際、キャンパス生地にパン生地がくっつかないよう、しっかり・遠慮なく手粉を使ってください。同様に、分割~成型時も手が生地がついてしまうことで形がくずれてしまう、沢山触ってしまうということを避けてほしいので、しっかり手粉を使いましょう。
・クープ入れですが、表面が少し乾いている方が入れやすいので、発酵終えたら3分ほど発酵器の外に出しておくといいと思います。とはいえ、長く出し過ぎて乾燥してしまわないよう、注意してください。
・ハードパンの命は焼成です。最初は高温・蒸気ありで一気に火を入れ、その後少し温度を落としてじっくり焼いていく、そんなイメージです。家庭用電気オーブンは扉を開けると一気に庫内温度がさがりますので、なるべく扉をあけない・あけている時間を短く、ということに注意してください。